« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月

2007.01.27

ムンバイマラソン2007(9)

普通なら感動的なゴールの瞬間ですが、私の場合、「タイム記録しなくっちゃ」って、考えていました。そのあとも、「遅くなったので、急いでRFIDを返さなくっちゃ」、「昼食は、マクドナルドで大丈夫だろうか?」、「脚の筋肉もケアしないと」そんな調子でした。脚が痛く痛くて、「とにかく、早くアパートへ戻って体を休めよう」というのが頭にあったわけです。喜びが湧いてきたのは、マラソンの翌日くらいかも知れません。

水分も炭水化物もしっかりとって、その日の夕方には "脚以外" は、大体回復したように思います。ただ、歩くのは2日ほど苦労しました。マラソンから2日ぐらいして、体重を量ってみたら、走る前と全く変わっていませんでした。脂肪はそう簡単には燃焼してくれないようですね。期待はしていませんでしたが。

今回、ゴールまでたどり着いたとはいえ、平均すると 7.7 km/h というゆっくりした速さですし、10 km 以上歩いていたと思います。
そういう点では、「完走」とは言えないのかも知れません。(言ってるけど。)
今後も、トレーニングを続けていき、再びマラソンに参加する機会があれば、最後まで走れるようにしたいものです。

[参考: ウエストバッグの中身]
食塩: 10g 程度。水に溶かして飲んだ。
パワージェル: 携帯ジェル状食品。空腹を感じた際に飲んだ。
シュガーコーティングチョコレート: 空腹を感じた際に食べた。
小さめのタオル: 腕に出来た塩の結晶をはらった。
メダリスト: クエン酸。水に溶かして飲んだ。
ボールペン: 時刻記録用。ほとんど記録しなかった。
時間配分表: 時速 x km/h で走った場合の、各地点の通過時刻の表。あまり参照しなかった。
ミュージックプレイヤー: 後半、時々音楽を聴いた。
ティッシュペーパー: 使わなかった。
ワセリン: 事前に塗っていたので、走行中は必要なかった。
携帯用ボタン付けセット: 安全ピンと小さなはさみが欲しかった。使わなかった。
予備のソックス: 使わなかった。
パスポートなどのコピー: 一応。
現金: 使わなかった。

このように、かなり、余計なもの満載だった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.01.26

ムンバイマラソン2007(8)

5時間以内にゴールを目標に、「負けないで」を聞きながら力を振り絞って走っていると、残り40分程度、ちょうど 37km 地点で右太もも前部の筋肉が急に痛み出し、全く走れなくなってしまいました。残り、5km。
これで、5時間以内にゴールできる可能性は無くなったわけです。

仕方なく、しばらく筋肉を伸ばしていると、歩けるようにはなってきました。通りかかったランナーの中には、スプレー携帯の方もいたので、借りて使った。
今思い出すと、そのとき、太ももの後ろ側にスプレーしたような気がします。痛みを感じていたのは、太ももの前のほうなのだが。何を考えていたのだろう。自分でも分からない。それだけ疲れていたのか。

走れないので、少しでも速く歩こうと頑張る。さきほどまでは、沿道からの声援を受けると、「頑張ろう」という気持ちになったのですが、走れなくなってからは、「もう少しだ、走れ!」などと声をかけられると、逆に劣等感の中に沈み込みそうになりました。

あと300m ほどでマリンドライブから、ナリマンロードに入るといったところで、スタートから5時間が経過し、マリンドライブの通行が解除されました。自動車に気をつけながら、歩道をとぼとぼ歩く。
ナリマンロードから、ゴールの CST までは、通行が規制されたままでしたが、交差する道路の規制解除されていたので、信号に気をつけながらとぼとぼ歩く。

ゴール直前の約700m、ラストスパートといっても、何とか早歩き。ただ、今まで私と同じようにとぼとぼと歩いていたランナーの多くは、さすがに最後の700mは走って追い抜いていきます。悔しかった。

感動的なゴールの瞬間。42.195km を完走したとき、頭の中で考えていたことは、「タイムレーコードを忘れないうちに、どこかに書き留めておかなくっちゃ」。

ムンバイマラソンのハンドブックでは、「ゴールが5時間より遅くなると、記録証を発行しない」と書かれていたので、自分のゴールしたタイムを覚えておくのに必死なのでした。腕時計のストップウォッチは、ボタンを押し間違えて、止まらなかった。

結局、記録証は頂けました。

Mumbaimarathontimedistspeed

※ Mumbai Marathon 2007 の "Timing Certificate" に記録されている各距離の通過タイム、および、、そこから推測した平均時速の推移。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.25

ムンバイマラソン2007(7)

快調に走り始めたムンバイマラソン。でも、21km を過ぎた辺りから急にバテてきました。

ちょうどその辺りから、日陰が無くなり、体温が上昇してきたことが追い討ちをかけます。暑い。1km ごとに走行距離の表示があるのですが、次の表示がなかなか見えてこない。「折り返し地点はどこだー」と思いながら走り続けました。

何とか、折り返し地点を過ぎ、すぐのところに 23km か 24km の標識がありました。ここで、右足のふくらはぎが軽くケイレン。近くにいたスタッフにスプレーをかけてもらいました。

その後も何とかゆっくりと走っていたのですが、どんどんスローダウン。最早、"早歩き" と大差無いような速さになってきました。「体力温存のためにも、早歩きのほうが良いかも」と歩いたり、「くじけちゃ駄目だ」とまた走り始めたり葛藤が続いていました。葛藤しているときというのは、気力の限界あたりで走っているわけで、辛かったです。

折り返し地点の手前から、腕がざらついていることに気がついていたのですが、砂ぼこりが汗で付着しているのだと思っていました。よく見ると、「」です。何グラムくらいあるんだろう。塩分を補給しないと、危ないよな。血中の浸透圧を一定にするために、水分を補給しても、そのまま排泄されそうだし。
確か、30km を過ぎた辺りから、給水所では "Energy Drink" が無くなってしまいました。むしろ、30-35 km あたりに、たっぷりと用意しておいて欲しかったのです。当分の吸収から考えると、不要ということなのでしょうか?
幸い、ウエストバッグに食塩を少量入れていたので、これを水に溶かして飲みました。

「生理的食塩水って何%だっけ?」

「9%? そんなわけないか、0.9%?」

「35%とか3.5%とかって、何だっけ?」

「でも、水分も不足しているし、生理的食塩水だと吸収が遅すぎる?」

「水200gのボトルには食塩何グラム?」

「2g ってどれくらい?」

「あれ? 1g ?」

走りながら考えると、こんな感じ。

そのうち、全く走る気力が無くなっていました。35km 付近で、歩いているなら邪魔にならないだろうと、ウエストバッグからミュージックプレイヤーを取り出し、「負けないで (ZARD)」を聞き始めると、意外に走ることが出来ました。力が湧いてくるという感じで。24時間テレビで歌っているのも、うなずけます。こんなことなら、サライ(谷村新司、加山雄三)も用意しておくべきだった。

ただ、これが逆に良くなかったのかも知れません。「負けないで」を聞きながら走っていると、ちょうど 37km 地点で右太もも前部の筋肉(大腿四頭筋?)が急に痛み出し、全く走れなくなってしまいました。走れないどころか、歩くのもゆっくり。

あと、5km もあるのに。

(眠たくなったので、再び つづく)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.24

ムンバイマラソン2007(6)

レース当日、宿舎からバスで会場まで向かいました。
本来のバス停のすぐ横が集合場所だったのですが、通行規制でバスが近くまで進めず、数百メートル歩かなければなりません。そして、あちこち通行止めなので、歩行者でもどのように進めば会場に着くのか分からなかったです。

会場では、荷物を預けて、のろのろとスタート地点へ向かいました。ここまででも、4km 走ったくらい疲れたかも。
希望者には事前にRFID(ICタグ)が渡されていて、これで各自のタイムが測定されます。このRFIDをつけている人は優先的にスタートラインに近いところで待機なのですが、ほぼ全員がつけていたように思うので、あんまり意味が無かったでしょう。

7時40分にスタートです。
私は比較的後方にいたのですが、スタートから数十秒以内に、スタートラインを越えていたと思います。参加人数は分かりませんが、1000人程度か、それよりも少なかったかも知れません。実のところ、さっぱり分かりません。

入賞を狙っている方たちは別にして、他の参加者は、結構様々な服装、持ち物で参加されていました。ランニングシャツ、半そでシャツが大半ですが、長袖のシャツの方も。持ち物も、何も無い方もいれば、ドリンクボトルを2本背負っている方、ナップサックを背負っている方。走りながら、一生懸命景色の写真を撮っている方、多分、写真はぶれているはず。私は、ウエストバッグをつけていました。

ムンバイマラソンですが、給水地点はかなり多いです。走り始めて、1km 過ぎのところで最初の給水ポイント。
こんなところに給水が必要なわけがないだろう!」と心の中でツッコミながらも、みんながボトルを受け取っているので、私も 200ml のペットボトルを受け取りました。

給水所自体は、2-3 km ごとにあったように思います。これ以外に、ボランティアの方が、路上で待機して、ボトルを手渡して下さるので、それらを含めた給水ポイントとなると、1km 間隔とかになるでしょう。ただ、給水所だと、ブドウ糖を溶かした "Energy Drink" も入手可能。溶かしてあるのが、ブドウ糖だけなのか、塩分も含まれているのかは知りません。ちょっと複雑な味だったので、ブドウ糖以外にも何か含まれているとは思います。

エイドステーションと簡易トイレも配置されています。エイドステーションは 3-4 km 間隔、簡易トイレは 7km 間隔くらいに配置されていたように思うのですが、あまりはっきりと記憶していません。

マラソン経験者の方から、後半にばてないために、ゆっくりと走るようにアドバイスをもらっていたのですが、前半はついついペースが上がってしまいます。始めの2時間は、10km/h くらいのペースで走っていました。それも楽々と。

毎日の練習が、このくらいの速さで走っているので、走り易いんですね。
こんなペースで最後まで走れるわけないと思いながらも、2時間7分程度で快調に 21km 地点を通過。

(文章が長くなってきたので、つづく)

Mumbaimarathonrunners
※ 写真はスタートから 2km 付近のもの。撮影は K.P. Singh 氏による。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007.01.21

ムンバイマラソン2007(5)

1月21日に、ムンバイの CST駅(Chatrapati Shivaji Railway Terminus) をスタート・ゴールとするムンバイマラソンが開催されました。

私もフルマラソン(42.195km)に出場して、5時間26分49秒でゴール出来ました。
目標の「5時間以内」は遠かった。疲れた~。

ムンバイマラソンのハンドブックには、「ゴールまで5時間以上かかると、記録証は発行しない」ようなことがかかれていたのですが、一応、5時間以上でも "Timing Certificate" というのをもらえましたし、完走メダルももらえました。ヨカッタ。ヨカッタ。

詳細についてもお知らせしたいところですが、今日は体がだるいので止めておきます。

Marathonmedal

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.01.13

リトルエンディアン

Banaka1
些細なことだが、同僚がバナナを食べるのを見て、ふと気がついた。
彼は、バナナの柄ほうを持ち、花のほうから皮を向いて食べていた。これは、普通とは逆のような気がする。
長所としては、「バナナを持ちやすい」ことらしい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.01.06

ムンバイマラソン2007(4)

ムンバイマラソンから、ようやく参加承認の電子メールが届きました。
案内も郵送で送られてくるはずなのですが、まだ届きません。そもそも、インドのアパートに届くのか? 日本の実家に届くのか?
あとは、17日から20日の間に、ムンバイの "World Trade Centre" へゼッケンや、ICタグを受け取りに行く必要があります。"World Trade Centre" なんて、どこにあるのかと思ったら、Colaba にあるんですね。ナリマンポイントからさらに南です。

レースまであと2週間なので、今朝、長距離を走ってみました。3時間に 24km 走ったところで疲れて止めてしまいました。この、およそ2倍の距離を走らねばならないと思うと、かなり厳しいです。
ただ、今朝のトレーニングで、水分の摂取がうまく出来ていないことがわかりました。スポーツドリンクの粉末を入手したいところですが、とりあえず、当日は食塩をポケットに入れておこうかと考えているところ。

もはや、トレーニングよりも体調管理が重要になる期間ですので、あとは、当日、どれだけ頑張れるかですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.02

インドで新年を祝ってみる(2) [初詣]

日本ではインターネット参拝が議論になっているようです。普段なら、このような話題は特に気にせず、聞き流しているところですが、現在、海外にいるため、興味深く感じられました。

日本では、以前から家に神棚を祀っているところがあると思います。ムスリムは、毎日メッカの方角を向いて礼拝しているようです。直接足を運ばなくても礼拝しているわけです。ところが、インターネット参拝になると、突然思考が飛躍して拒絶する人がいるように思えます。
多分、「バスで "四国巡礼"」というのも、始めは「歩いて巡らないと意味が無い」と言われていたのでしょう。

私は、初詣のために日本へ帰国する金も時間もないので、近所の神社のページや、話題になった愛宕神社のページなどを巡ってみました。
特に信心深くもないのに、わざわざこんなことをするのは、あまのじゃく的な行動かも知れませんが、ちょっと日本が恋しくなっている面もあるかと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.01.01

インドで新年を祝ってみる(1) [花火]

あけましておめでとうございます。

日本から3時間30分遅れでインドも2007年になりました。

2006年はインドへやってきたことが最も大きなことでしょう。そう言いながらも、元々インド慣れしているので、あまり不自由を感じていませんが。

2007年も色々ありそうな気がします。何が起きるか分かりませんが、まあ、なんとかなるでしょう。

このブログも4年目に突入です。過去3年間の記事を振り返ると、他人が読んで面白いものが無いなと自分でも思うのですが、日記なのでそれでよいのでしょう。

インドでは、新年はそれほど祝わないのかと思っていましたが、年の変わるころから、どこかで何発も花火が打ち上げられています。多分、新年を祝っているのだと思いますが、他の祝日が偶然重なっていて、それを祝っている可能性も少しだけあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大晦日の過ごし方(2)

大晦日です。年越し蕎麦でも作ろうかと思ったのですが、インドのスーパーマーケットでは蕎麦が手に入りません。でも、まあ、せっかくなので、ラーメンでも作ってみました。

Toshikoshi1

スーパーで色々買い物しました。
アパートでは基本的に料理をしないので、一人分の紅茶を作るための小さな手鍋と、時々パンを焼くためのフライパンくらいしかありません。トースターは売っていますが、滅多に使わないので買っていません。今回、一人分の麺類をゆでる程度の鍋も買いました。
こちらでも、"Hakka Noodles" (焼きソバの麺みたいなもの)なども売っているのですが、今回はインスタントラーメンの麺を使いました。付属の粉末スープは多分(どうせ)スパイシーなので使いません。代わりに、手元にあった、インスタントわかめスープを使いました。これは、日本から持ってきたものです。
ただ、これだけだと、スープの色が随分と薄いので、醤油で適当に色付けしました。
醤油はこちらで買ったもので、今日、初めて使いました。

Toshikoshi2

結局、年越し蕎麦とは全く異なるものが出来上がりました。しかし、スパイシーではないダシがきいているという2点で、私としては満足して食べることが出来ました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大晦日の過ごし方(1)

日本は、2007年になったようですが、インドはまだ2006年です。

夕方から、"Regal Cinema" 向かいの "Sahakari Bhandar" というスーパーマーケットへ買い物に行きました。
ここしばらく、北側のフロアが改装中だったのですが、ようやく生活雑貨が並ぶようになりました。これで、"Asiatic" まで足をのばす機会は減りそうです。
人通りは、普段よりも若干多いような気はしましたが、正月気分はゼロ。クリスマスの飾りつけは残っているものの、新年を祝うような感じはありません。期待はしていませんでしたが、"Sahakari Bhandar" に餅は売っていませんでした。それでも、何とか、新年を祝ってみようと思っています。

12月31日の夕食は、どこで食べようか迷ったのですが、結局マクドナルドで食べました。
他にもいくつか候補が頭の中に浮かんでいたのですが、マクドナルドが頭に浮かんだとたん、これが最も今の気分にマッチしているように思えました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »