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2007年7月

2007.07.30

国際会議(8) インドへ帰国

私が会議の後半(10,11日)に会場に姿を見せなかったため、「会議を抜け出して、カンクンへ泳ぎに行った」と思った方もいるかも知れない。しかし、実際は、2日間ホテルで寝ていた。青い空とも広い海とも無関係だった。
最終日は、各セッションの重要な内容をまとめた報告がある。これは、是非聞きたかったのに、残念だ。

9日深夜。そろそろ日付が10日に変わるころから激しい下痢と嘔吐。食中毒
原因は、さっき食べたアイスクリームなのか、5日前に食べたタコスなのか、見当がつかない。
この後、丸2日間、1-3時間おきにトイレにかけこむことになった。

しかし、発熱は36-37℃程度で、日中にホテル近くのコンビニへ買い物に行くくらいは出来た。意識がはっきりしているというのは心強い。

ホテルで寝ながら、「この症状はコレラに似ているよな」と感じる。コレラの知識があるわけではなく、何年か前に読んだマンガからの知識なので当てにはならないかも知れない。そもそも、メリダでコレラが流行しているかどうかも知らない。ただの食中毒かも知れないのだが、「何か"名のある"食中毒だろう」と感じるほど、ひどい下痢が続いたのだ。
とりあえず、脱水症状を恐れて水を飲み続ける。電解質が不足しそうなので、スポーツドリンクも飲む。食べ物を受け付けないので、フルーツジュースを飲む。

11日には、ヨーグルト、桃缶と進み、少量のサンドイッチは食べることが出来た。
まだ体調は良くないものの、なんとか帰途につける程度には回復したと判断し、当初の予定通り11日の夜にメリダを出発した。途中で症状が悪化しないか不安だった。

カンクンでは、"HOOTERS" や "Haagen-Dazs" を見つけたが、こんな体調だと、どちらにも興味無し。

幸い、症状は徐々に回復するほうへ向かい、フランクフルトの空港では、1年ぶりにハーゲンダッツアイスクリームを食べることが出来た。商品のラインアップは日本と異なり、甘ったるそうなものが並ぶ。"マカデミアナッツ" を食べたかったのだが、"マカデミア・キャラメル" しかなく、あきらめてそれにした。

この空港では、なぜかセキュリティチェックをしないと思っていたら、搭乗時刻近くになって急に始めた。しかも、7割程度のところで、時間が無くなったのか、チェックを止めてしまった。大丈夫なのだろうか?

ムンバイのアパートには、予定通り14日の午前3時に無事到着。そして、目が覚めたら午後3時だった。

Haagendazs

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2007.07.28

国際会議(7) プレゼン

実は、チチェン・イツァーへ見学に行った翌日が私のプレゼンの日だった。ポスターではなくて、口頭発表だ。
発表時間10分、質疑応答2分という限られた時間しかないので、いろいろ工夫しなければいけないのだが、今回は別のことに時間を使ってしまい、準備不足のまま当日を迎えてしまった。しかも、結局、通しで発表練習もしていない。私も横着になったものだ

私の場合、発表前は緊張するのだが、発表中は少し落ち着く(もちろん、ある程度は緊張している)。残り時間を把握しながら、話す速さや詳しさを調節し、10分を少し過ぎたところで発表を終えた。

そこで、ホッとしてしまったのだが、問題はその後だった。質問の英語が聞き取れない
元々英語は苦手なのだが、インド人の英語には徐々に慣れてきていたのでウッカリしていた。
きちんと質問に答えられないまま、質疑応答の時間が終わってしまった。
英語の聞き取りが今後の課題になりそうだ。

そうそう、発表時の服装は普段着だ。実際に何を着ていたかは覚えていないが、ジーパンにTシャツのような服装だったと思う。初めて国際会議で発表したときには、会場までスーツとネクタイを持っていったのだが、参加者でスーツを着ているような人は少数だったし、プレゼンのスライドを見やすくするために、登壇者の辺りは暗く服装なんてほとんど分からなかった。その時は、結局、ワイシャツにノーネクタイでプレゼンをしたように思う。

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2007.07.27

国際会議(6) チチェン・イツァー

8日は日曜日で、会議は休み。チチェン・イツァーへ見学に行った。
メリダからバスで高速道路を走り、2時間以上かかったと思う。

そういえば、メキシコの自動車は、とても静かに走る。カンクンで乗ったコレクティーボ(乗り合いタクシー)は、道路を滑るように走り、ほとんど振動しなかった。バスは若干揺れるものの、それでも静かだ。
「すごいなー」と思っていたが、よく考えてみれば、インドのタクシーやバスの乗り心地が悪いだけの気がしてきた。日本と比べれば、こんなものだろう。日本へ帰ったときに、とても静かに走る(インド比)電車に感動しないように注意しよう。

マヤ文明のピラミッド、エルカスティージョ(写真1)。しかし、墓ではなくて宮殿らしい。写真に写っているのと反対側の面は、階段の石がかなりくずれてしまっていた。以前は神殿内部へ入れたらしいが、昨年くらいから禁止になったらしい。残念。
球戯場、千本柱の神殿、聖なる泉(写真2)を見てまわる。

やはり暑い。聖なる泉にある売店に着いたときには、「とりあえず、冷たいもの」という気分だった。で、アイスクリームを食べる。

ピラミッドのような建造物は、他にもあるのだが、「いちばん大きいのを一つみれば、それで十分」という気分になってきた。天文台(写真3)は、確かに天文台のように見える。

あちこちで、土産物が売られていて、木彫りのものが "1USD" と言っていた。つまり、120円くらいか。それは安い。大きいものはもう少し高いのかも知れないが、小さなものは本当にそのくらいの価格で売られているようだった。しかし、私はあまり好きではないので買わなかった。

ElcastilloCenotesagradoElcaracol

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2007.07.26

国際会議(5) 最高エネルギー宇宙線

1020eVといった非常に高いエネルギーの宇宙線は、宇宙背景放射の光子との相互作用でエネルギーを失うので、遠方からは飛来出来ず、エネルギースペクトルのカットオフが予想される。しかし、実際に観測で得られたスペクトルでは、観測グループによってカットオフの有る無しが分かれ、以前から論争になっている。

今回の国際会議では、HiResグループが、ステレオ観測することで信頼性を高めた結果でも、スペクトルにカットオフが現れていたし、Augerグループの結果でも同様だった。エネルギー決定の精度や信頼性など、まだまだ慎重に検討しなければいけないものの、既に「カットオフ有り」という流れになっているように感じた。

「カットオフ無し」だと従来の理論と矛盾するわけで、それをうまく説明するためにいくつかの説が出され、それらの説を確かめるための観測も提案されていた。しかし、「カットオフ有り」だと、そんなエキゾチックな説を持ち出す必要が無い。何だか、気の抜けたコーラを飲んでいるような気分。

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選挙運動

日本のニュースを見ていると、ポストにお金が入れられていたり、トイレに1万円の入った封筒があったりしているようですね。まだまだ、そんな時代なんですね。

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2007.07.22

国際会議(4) フードコート

Meridaeatingmarket

国際会議と関係の無い話題だが、メキシコでの夕食の話。

「今日はどこで食べようか」と歩いていると、偶然食堂街へ行き着いた。食堂がいくつか連なり、半屋外のフードコートになっている。料理はあまりおいしそうには見えなかったのだが、みんなおいしそうに食べているのだ。その光景を見ているうちに、だんだん食欲が湧いてきた。

一旦、食べてみたいと思うようになると、気になる衛生面も、「インドで鍛えているから大丈夫」というイイカゲンな理由で納得してしまうようになる。そう簡単には食中毒にはならないと、自分に言い聞かせながら料理を注文する。

しかし、ここで問題にぶつかる。メニューがスペイン語でしか書かれていないのでさっぱり分からない。店員も英語は分からない。メニューの中で、「タコス」は分かるのだが、これは昨日も食べた。今日は別のものにしたいところだ。また、昼食にハンバーガを食べる機会も多く飽きてきている。ハンバーガ系も避けたいところ。悩ましいのだが、メニューが分からない以上、悩みようが無く、運を天に任せてタコス以外、そしてハンバーガっぽいもの以外から適当に料理を注文した。

しばらくして出てきたものは、デザート系の食べ物だった(涙)。

もう一つ注文したが、今度はタコスが出てきた。もしかしたら、メキシコの人から見るとタコスではないのかも知れないが、日本人から見るとどうみてもタコスだった。で、おいしくなかった。

0勝2敗。

そして、お腹の具合が何となく良くないことを考えると、既に3敗しているのかも知れない。

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2007.07.20

国際会議(3) Hotel Mision Merida

メリダでは、"Hotel Mision Merida" に宿泊していたのだが、何と、このホテルが7月4日で急に営業を止めてしまった

4日の夕方にホテルへ戻ったとき、私の部屋はそのままに残されていたが、他の部屋は既にベッドなどが運び出された後で、部屋は空になっていた。部屋の電灯は既に止められており、懐中電灯で照らしながら自分の荷物をかばんへ詰め込む。

チェックアウトの長い列で待つ間も、ホテルからは様々なものが運び出されて行く。今後、このホテルはどうするつもりなのだろう?チェックアウト後は、旅行社が手配した別のホテルへ移動した。

急に営業を中止した理由は知らないが、噂では、「以前から、オーナーが、ホテル側に出て行くように催促していた」らしい。それが本当だとしても、自動小銃を携えての異様な警備から考えれば、既に暴力的な抗争のようなものになっていたのかも知れない。

あの警備は異様だった。夜間でも出入り口に2人いたし、昼間は10人近くがホテルのロビーをうろついていた。それも、自動小銃、ヘルメット、防弾チョッキと結構な重装備。変なホテルだとは思い、警戒していたところだ。こんなホテルから逃げ出せて良かった。

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2007.07.18

国際会議(2) 開会式

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開会式はメリダの "Teatro Jose Peon Contreras" という劇場で行われた。
スペイン語訛りの英語は、とても聞き取りにくい。私も、他人のことを言えた立場ではないが。

Hess Lecture は J.W. Cronin が行った。宇宙線研究の歴史についてなので、いつもと似た流れになってしまうのは仕方が無いだろう。最後に、「Auger で観測した宇宙線のエネルギーと到来方向については明日の発表を聞いてください。」と、ちゃんと宣伝している。でも、表現としては控え目に感じた。

Welcome Cocktail では、「うちの実験、どうするかねー。」といった話を日本人メンバー3人でしていた。「メンバー少ないのに仕事が多いなー」「論文書かないとなー」といったような話も。それと、アルコール飲んでないけど、愚痴も。

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2007.07.16

国際会議(1) メキシコ到着

1日の21日にムンバイのアパートを出発し、飛行機でメキシコのカンクンの空港に着いたのは2日21時。
入国審査と税関を終えたときには22時前だった。

「ドルをペソに替えなきゃ」と思ったら、両替所はすでに閉まっていた。国際空港なんだから、飛行機の離着陸の時間帯くらいは窓口を開けておいてくれ。どうしようかと思ったが、USDの現金は普通に使えたので、あまり問題は無かった。ただ、私はほとんどをドル建てトラベラーズチェックで持ってきて、これはUSDの現金のようには使えない。後日両替した。

コレクティーボ(乗り合いタクシー)でセントロ(ダウンタウン)へ行き、さらにそこから長距離バスで目的地メリダへ向かう。長距離バスは寒かった。

Hotel Mision に着いたのは、3日の3時過ぎ。ホテルの入り口に、自動小銃を携えた警官だかセキュリティだかが2人いたのにはぎょっとした。メリダって、こんな町なのか? それとも、このホテルだけなのか? 夜なので、他のホテルの状況は分からない。

とにかく、チェックインを済ませて、部屋に入る。疲れた。

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2007.07.14

再びムンバイ

国際会議を終えて、ムンバイのアパートに帰って来ました。
疲れた。

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2007.07.08

メリダで国際会議開催中

メキシコのメリダで、国際宇宙線会議開催中です。

何だか、体調が少しずつ悪くなっていっているように感じます。水が合わないのかも知れません。

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2007.07.03

ヒューストン

ヒューストンの空港で暇を潰しています。
ノートパソコン持ってますが、飛行機に乗ってるだけで疲れて、仕事する気になれません。

グローバルパスポートのPRLデータを最新に出来たので、インドへ戻ってからもデータ通信が出来るかも知れません。

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2007.07.01

旅に出ます 探さないで

7月3日から11日まで、第30回国際宇宙線会議というのがメキシコの Merida であります。私も2件ほど口頭発表があるので出かける予定です。

出かける予定なのですが、まだプレゼンが出来上がっていないのと、大雨でムンバイ空港が閉鎖されたことが気がかりです。今は、雨も止んでますので、飛行機のほうは大丈夫だと思います。

空港閉鎖のニュースを知ったときには、「これで発表出来ない言い訳になる」と心の隅の方で喜んでしまいました。
実際は、たとえムンバイから飛行機が飛ばなくても、共同研究者の誰かは会場へ行っているので、その人に発表の代理を頼むことになるんですがね。

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