大学・研究

2008.01.11

ダージリン(1) 研究会

12月中旬に、インドのダージリンで研究会があった。
ダージリンといえばすぐに紅茶が思い浮かぶが、それ以外にはあまり知らない。インドのどこにあるのかもよく知らなかった。

ムンバイから飛行機でコルカタへ行き、バグドグラ行きのに乗り換える。バグドグラの空港からは自動車でさらに2時間半。ダージリンに着く。場所は、ネパールとの国境近くになる。

ダージリンは寒かった。そして、町のどこからでも、世界第三位の標高のカンチェンジュンガがきれいに見えた。

研究会はボース研究所(本キャンパスはコルカタ)で、17、18日の2日間の日程で行われた。
私も30分ほどプレゼンをしたのだが、準備不足でなかなかうまく英語が出てこなかった。

それにしても、ダージリンの夜は早い。そもそも、インド標準子午線から東に位置するため、17時を過ぎると暗くなる。そして、20時を過ぎると店がどんどんと閉まっていく。ムンバイなら深夜2時ごろまで営業している "Caffee Day" も20:30で閉店。さらに、「政治的な理由で、22時以降は出歩いちゃ駄目」と言われた。政治的というよりは防犯的な理由らしいが、これでは夜間外出禁止令じゃないか。

BoseinstituteDarjeelingworkshop


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.18

7素子宇宙線望遠鏡

以前、 宇宙線望遠鏡計画の R&D として、7素子宇宙線望遠鏡という実験がアメリカのユタ州で行われていた。

その7台の望遠鏡のうち、2台がインドへ届いている。現在のところ、1台をウーティー(N11.3°、E76.7°、2200m)へ、もう1台をハンレ(N32.8°、E78.9°、4200m)へ設置する予定になっている。送られてきたのは、フレームや鏡などの部分で、PMTやエレキはこちらで用意しなければいけないらしい。これは大変そうだ。誰が開発するんだろう。

それと、各部品の設計図も送られてきたが、これが日本語。翻訳しないといけないんだろうなと思ったが、今から部品を発注するわけでも、部品を組み立てるわけでもない。おおかた組みあがったものが送られてきているはず。英訳せずに、そのままウーティーへ送ることにした。日本人の学生もいるし、大丈夫だろう。

あとは、ミサイルが飛来しないか心配だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.07.28

国際会議(7) プレゼン

実は、チチェン・イツァーへ見学に行った翌日が私のプレゼンの日だった。ポスターではなくて、口頭発表だ。
発表時間10分、質疑応答2分という限られた時間しかないので、いろいろ工夫しなければいけないのだが、今回は別のことに時間を使ってしまい、準備不足のまま当日を迎えてしまった。しかも、結局、通しで発表練習もしていない。私も横着になったものだ

私の場合、発表前は緊張するのだが、発表中は少し落ち着く(もちろん、ある程度は緊張している)。残り時間を把握しながら、話す速さや詳しさを調節し、10分を少し過ぎたところで発表を終えた。

そこで、ホッとしてしまったのだが、問題はその後だった。質問の英語が聞き取れない
元々英語は苦手なのだが、インド人の英語には徐々に慣れてきていたのでウッカリしていた。
きちんと質問に答えられないまま、質疑応答の時間が終わってしまった。
英語の聞き取りが今後の課題になりそうだ。

そうそう、発表時の服装は普段着だ。実際に何を着ていたかは覚えていないが、ジーパンにTシャツのような服装だったと思う。初めて国際会議で発表したときには、会場までスーツとネクタイを持っていったのだが、参加者でスーツを着ているような人は少数だったし、プレゼンのスライドを見やすくするために、登壇者の辺りは暗く服装なんてほとんど分からなかった。その時は、結局、ワイシャツにノーネクタイでプレゼンをしたように思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.07.26

国際会議(5) 最高エネルギー宇宙線

1020eVといった非常に高いエネルギーの宇宙線は、宇宙背景放射の光子との相互作用でエネルギーを失うので、遠方からは飛来出来ず、エネルギースペクトルのカットオフが予想される。しかし、実際に観測で得られたスペクトルでは、観測グループによってカットオフの有る無しが分かれ、以前から論争になっている。

今回の国際会議では、HiResグループが、ステレオ観測することで信頼性を高めた結果でも、スペクトルにカットオフが現れていたし、Augerグループの結果でも同様だった。エネルギー決定の精度や信頼性など、まだまだ慎重に検討しなければいけないものの、既に「カットオフ有り」という流れになっているように感じた。

「カットオフ無し」だと従来の理論と矛盾するわけで、それをうまく説明するためにいくつかの説が出され、それらの説を確かめるための観測も提案されていた。しかし、「カットオフ有り」だと、そんなエキゾチックな説を持ち出す必要が無い。何だか、気の抜けたコーラを飲んでいるような気分。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.07.18

国際会議(2) 開会式

Icrc2007_openingIcrc2007_hesslecIcrc2007_cocktail

開会式はメリダの "Teatro Jose Peon Contreras" という劇場で行われた。
スペイン語訛りの英語は、とても聞き取りにくい。私も、他人のことを言えた立場ではないが。

Hess Lecture は J.W. Cronin が行った。宇宙線研究の歴史についてなので、いつもと似た流れになってしまうのは仕方が無いだろう。最後に、「Auger で観測した宇宙線のエネルギーと到来方向については明日の発表を聞いてください。」と、ちゃんと宣伝している。でも、表現としては控え目に感じた。

Welcome Cocktail では、「うちの実験、どうするかねー。」といった話を日本人メンバー3人でしていた。「メンバー少ないのに仕事が多いなー」「論文書かないとなー」といったような話も。それと、アルコール飲んでないけど、愚痴も。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.07.08

メリダで国際会議開催中

メキシコのメリダで、国際宇宙線会議開催中です。

何だか、体調が少しずつ悪くなっていっているように感じます。水が合わないのかも知れません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.07.01

旅に出ます 探さないで

7月3日から11日まで、第30回国際宇宙線会議というのがメキシコの Merida であります。私も2件ほど口頭発表があるので出かける予定です。

出かける予定なのですが、まだプレゼンが出来上がっていないのと、大雨でムンバイ空港が閉鎖されたことが気がかりです。今は、雨も止んでますので、飛行機のほうは大丈夫だと思います。

空港閉鎖のニュースを知ったときには、「これで発表出来ない言い訳になる」と心の隅の方で喜んでしまいました。
実際は、たとえムンバイから飛行機が飛ばなくても、共同研究者の誰かは会場へ行っているので、その人に発表の代理を頼むことになるんですがね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.06.11

国会図書館

国立国会図書館NDL-OPAC(国立国会図書館蔵書検索・申込システム) で検索してみると、私の博士論文がちゃんとヒットしました。
あーっ、ちゃんと献本されているんだなー。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.05.11

プネー出張(4) 並列計算

Puneworkshop

プネー2日目と3日目、並列計算講習会に出席しました。

長時間を要する一続きの計算を行う場合、「計算を複数のコンピュータで手分けさせることで、必要な計算時間を短くしましょう」というのが並列計算です。ただ、計算途中に他のコンピュータと頻繁にデータをやりとりするため、計算の効率自体は良くなく、10台のコンピュータを使っても、典型的には計算時間は5分の1程度にしかならないようです。

私の研究では、モンテカルロシミュレーションなどで、膨大なコンピュータ計算が必要なのですが、実は、並列計算を使うことがありません。数分程度の短い計算を、条件を微妙に変えて何万回と行う必要があるためです。一続きの計算ではないため、並列計算をさせるよりも、個々のコンピュータにばらばらに計算をさせたほうが効率が良いわけです。

ただ、NCRA に 78ノード(156CPU)の古くなった並列計算システムがあるので、これを使わせて頂こうと、挨拶を兼ねてプネーまで出張にやってきました。CPUは、Itanium2 1.6GHz で、ちょっと古いですが、156CPUは魅力です。共有なので、全部使えるわけではないですが。

講習会では、CPU高速化の歴史やCPUを多重化の形態(主記憶の共有・非共有)、主にコンパイラが行う最適化手法などの概要を簡単に学んだ後、主記憶が非共有なCPU間の通信インタフェースMPI(Message Passing Interface)の解説を中心に講義が行われました。

昔、富士通の並列コンパイラの講習会に出たときには、「並列化出来るようなループの部分に目印をつけておくと、コンパイラが自動的に並列用に処理してくれます。」というプログラマにやさしいものだったのですが、今回の講習会で学んだMPIではプログラマがもう少し細かなところまで面倒をみる必要があります。おかげで、並列計算時のコンピュータの振る舞いが見えてきました。

Punehp1Punehp2

折角なので、並列計算システムの写真を撮ったのですが、ガラス越しで、あまりきれいに写っていません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.01

英語でプレゼン

来週、Astronomical Society of Indiaのミーティングでプレゼンする予定。現在、その準備中。

持ち時間は20分。ただ、自分の研究だけじゃなくて、グループ全体について包括的に話さなければならないので、そこは厄介。論文読んで、復習してる。

それと、英語でプレゼンって嫌いだ。単に英語が苦手なだけだが。そんなことを愚痴っていると、「国際会議でも、日本人と、中国人と、ロシア人は、プレゼンで『あー』とか、『えー』とか言っているうちに発表時間が無くなってるね」などと、インド人スタッフに言われてしまった。

あー、確かにそうだった。その中でも、日本人の"固まっている割合"は最も高かったように感じた。私も質疑応答の際には、質問を誤解したり、理解できなかったりして困ったのを覚えている。

その時から、英語は全く上達していない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧